どうすれば夜更かししなくなるのか、考えてみた結果

一日最低でも7時間は睡眠を取ることを目標、というか、半ば義務にしている私。

 

1日7時間、できれば8時間寝れば、日中のパフォーマンスも向上するし、その日にたまったストレスも、次の日には軽いものにすることができる。

うつ病予防にも効果的!

 

現在入社1年目の新入社員である私は、社会人になってからある程度時間が経ったとはいえ、自分の体調管理にはとても気を使っています。

 

社会人になりたての頃、ストレスがたまりすぎて適応障害っぽくなってしまったことがありました。

あの頃の、ストレスに押しつぶされそうな日々の恐怖を繰り返したくないため、「睡眠がうつ病予防に効果的」という文言は、私にとってとても魅力的なものでした。

 

それなのに、心の一番奥の部分で、「健康に気を使わなきゃ!」という私の思い(建前)を押しのけ、「まだ寝たくない!」と叫んでくる本心。

 

「まだ寝たくないよ!だって、今寝て明日また起きたら、嫌々会社行って、ストレス受けながら仕事しなきゃいけないんだよ!」

 

そんな心の叫びが聞こえてきました。

 

以前適応障害っぽくなってしまった時から比べると、部署変更なども経て、今はかなり仕事へのストレスがマシになっています。

ですが、仕事が嫌いなことには変わらない。

 

ということで、明日の仕事のことを考えると、まだ寝たいと思えない。

 

とはいっても、寝不足を重ねることでストレスが発散できず、ますます仕事が嫌になってしまうことにも、恐怖心がありました。

 

本音を言ってしまえば、夜更かしして明日寝不足になっても、そもそも仕事のやる気ないので、パフォーマンス落ちても良い気もします。

 

ですが、一応車通勤なので、信号待ちの間にうっかり寝落ち…、とか怖すぎるし、仕事のやる気がないとはいえ、それがバレて怒られるのも嫌なのです。

 

そして、何よりも恐れているのは、睡眠の不足によって仕事のストレスが解消されず、また以前のように、適応障害、ましてはうつ病になってしまうこと。

 

「結局どうしたいんだよ私!」というような感じですが、そんな答えの出ない心のモヤモヤを抱えて、頭の中がぐるぐる…。

 

そんなこんなで次の日、「どうすれば私は早く寝られるようになるんだろう」と考え、仕事中に(←本当はだめですよ)ネットでその方法を検索し始めました。

 

そんなこんなで出会ったのが、「リベンジ夜更かし」という概念。

 

日中の時間に「不自由しかなかった」ために、「私の時間を返せー!」という思いから、夜にそのリベンジ(夜更かし)を始めてしまうのだそうです。

 

そしてそれの解決方法が、要するに「早く自分の欲求を満たしてしまう」べき、ということ。

 

はたして、私の欲求とは何なのだろう?

 

日々のストレスに生気と時間を奪われているせいで、「あれがしたい、これがしたい」といった、素直な自分の感情をどこかに置き忘れてきてしまっていたことに気が付きました。

 

ただ何となく疲れたから、椅子に座ってだらだらとテレビを観て終わる夜。

 

自分から進んでそのテレビ番組を観たいと思っているのなら、それは私にとって、自分の欲求を満足させられる、幸せな時間の過ごし方だと思います。

 

ですが、私にはそれがない。

「このテレビを観たい」ではなく、ただ何となくそれが流れていたから観る、という感じ。

 

そんなことばかりしてれば、寝る直前になって「私の欲求がちっとも満たされてない!」なんてなるでしょうね。

ただでさえ、日中は仕事でストレスたまりまくりなのにね。

 

テレビを観てだらだらするのも、疲れていたり、のんびりしたいときには、とても楽しく幸せな時間の過ごし方だと思います。

 

重要なのは、その過ごし方を「能動的」に選んでいるのか、それともただそこにあったものを「受け身」で消費しているのか。

 

これに気づいてからというもの、最近は意識して自分にとって楽しいと思える時間を増やすようにし始めました。

 

ゲームをしたり、帰宅途中に図書館に寄って本を借りたり、YouTubeを見たり…。

 

まあ、はたから見たら生産性も何もないですが、それが「私がやりたいこと」なのであれば、全く問題がないと思っています。

 

ささやかなことではありますが、自分の声に耳を傾けながら行動するようにすると、前よりも「夜寝たくない!」の感情が、マシになっているような気がしてきました。

 

とはいっても、やっぱり仕事は嫌だし、本当ならもっと夜更かししていたいですけどね(笑)

 

残業帰りで、かつ街中に住んでいるわけでもない私にとって、ネットで見かけるような、

「アフター5で習い事やちょっと豪華なディナー」なんてキラキラしたものはできません。

 

正直そんな限られた状況の中で、貴重な時間でいかに自分を楽しませるかを考えるのは、結構難しかったりします。

 

ですが、意識して自分を楽しませようと心掛けていると、プライベートの時間がとても大切なものに感じられて、「もっと自分の心の声に耳を傾けていきたい」と思えるようになりました。

 

これからも、意識して自分の心の声に耳を傾け、自分の欲求を満たしてあげるようにすれば、「今日一日を十分楽しんだ!」という清々しい気持ちで、何の未練もなく寝られるようになるのかな?

 

その境地に達するにはまだ時間がかかりそうですが、少しずつでも、前に進んでいけたらと思います。