レビュー・記録するだけであなたの夢が10倍叶う! 夢を叶えるドリームマネージャー手帳

人は大人になるにしたがって夢を失っていくといわれる。社会人となり、自分の能力を知り、立場やおかれた環境を知り、その上、毎日の押し寄せるさまざまな仕事が、大人に夢を見るよりも現実を見ることに重きを置かせてしまう。
しかし、そのような将来への夢を抱けない状況は本当に幸せなのか?人は自分や家族の将来を夢に描き、それを実現するために働き、生きていくことでより良い人生になると著者は考えます。

夢を描き実現するため、本書では『サブ手帳』をつけていくことを推奨します。
サブ手帳に必要な時間は毎日数分間くらい。たったそれだけの時間だけですが、その効果は、夢の実現というだけにとどまらず、その手帳をつける過程で自分の成長を実感し、自分のさまざまな可能性にあらためて気づくことができるなど多岐にわたります。

著者が実際に制作、販売している夢を実現させるためのツール『ドリームマネジャー手帳』のユーザーから得た情報を基に、『サブ手帳』を使って夢を叶えるための考え方から、どうすれば夢が叶うのかのやり方まで、具体的に解説していきます。(Amazonより)

 


『すべての夢は叶う。もし、追いかける勇気があるのなら』(ウォルト・ディズニー)

 

これは、この本の前書きに書いてあった言葉です。

 

この言葉は、正直私にはすごく痛かったです。

なぜならば、今まで私は、夢を持っても追いかける勇気はなく、途中であきらめてしまっていたから。

しかも、あきらめることへの罪悪感を消し去るために、できない真っ当な理由を並べ立てて、できない自分を納得させようとしてきました。

 

こんな風に、日々何も変われないまま嫌な気分だけがグルグルしてしまうのは、私だけではないと思いたい…!

 

ですが、私みたいな「どうせ自分を変えられない」と持っている人にこそ、ぜひこの本を読んでもらいたいです。

私もこの本を読み終わったころには、不思議と、ゆっくりでも三日坊主でもいいから、少しずつ自分の夢に向かって努力していこうという勇気がわきました。

 

 

この本は、自分のやりたいことを叶えるための考え方や、具体的な方法が書かれています。

特に具体的な方法の項目では、ステップを踏んで一つずつ分かりやすい説明が書かれているので、本の内容に沿って進めていくだけで、自分が一歩ずつ前進していく感覚が味わえます。

 

私が特に面白かったのは、「人生で叶えたい100のリストを書き出す」ことです。

 

正直私は、「今の生活に不満もあるけど、それなりに楽しく生きていられるから、これ以上余分なエネルギーを使いたくない。現状維持でいい」なんて考えていました。

 

ところが、いざ実際に手を動かして叶えたいことリストを書き出していくと、「あれもやってみたい」「こんなことも叶えてみたい」と、新しい未来に向かってワクワクしてくる自分がいるのでした。

 

「現状維持でいいと思っていたけれど、実際にはもっとやってみたいことあったのだな!」と、蓋をして隠していた自分の潜在意識に気づくことができました。

 

 

現状維持から抜け出すために、自分の行動を変えるのは、とてもエネルギーも勇気も必要になります。

「そこまでして今の自分を変えたくない」と思う方もいるでしょう。

 

ですが、筆者である金村さんも、実際には始めたことをストイックに継続できる人ではないそうです。

では、これまでどうしてきたのか。

それは、「とりあえずやってみよう!」と思えるほど、行動レベルを徹底的に下げること、「3日坊主を100回続けること」だそうです。

 

そういわれると、そんなに新しいことに挑戦するのに、肩肘張らなくてもよいのだなと、安心できますよね。

 

私も、小さなことから一歩ずつ、自分の夢を叶えるために行動していこうと思います。